丁度、聖セシリオの祝日であった。作曲家Tikhon Khrennikovの作品を聞くのに主役、ピアニスト、レスニックのコンサートは、大変好機、豪華でした。
全ての音に気を使い、素晴らしいテクニックと表現法の両方を持ち合わせたピアニストであり、レスニックの名人芸は、マヌエル・ファージャ音楽堂の全ての観客達を高揚させる力を持っています。
グラナダ音楽学校のオーケストラと、モスクワの若い音楽家達も、素晴らしい
演奏にコラボレーションしたことを記しておきます。
ピアノのためのコンサートシリーズ2(作曲家Tikhon Khrennikov)の主役は
アンドレイ・レスニックという豪華版のコンサートとなった。
ピアニストを輝かせるプログラムナンバーであった。
導入、そして、幅広い鍵盤使い、正確な指使い、光るセンスは、この作品を完璧に演奏して聴かせてくれる。
この作品のダイナミックな活力、流れ、を弾ききったレスニックは大変賞賛される価値がある。そして、ピアニストとオーケストラのコミュニケーションも
素晴らしかった。
Prokofievの作品のコンサートにおいて、アンドレイ・レスニック氏の
繊細なテクニックの中に、きらめく様なリズムの音楽を聞くことができた。
そして、更に即興の部分も素晴らしかった。
グラナダ出身のインターナショナル詩人、フェデリコ・ガルシア・ロルカ賞
の授賞式の締めは、ロシア人であるアンドレイ・レスニックの
ピアノリサイタルでした。
アルベニスのスイート・スペインの“グラナダ”や、モーツアルトの
“ファンタジー”“ソナタ”そして、メキシコのアグスティン・ララの
“グラナダ”といった曲を演奏しました。アンドレイのアレンジのテクニッは独特であり、そして、厳粛であった。
何気なく弾き始めたピアノの曲が、気がつけばひとつの作品になっていく。。。
グラナダ在住のロシア出身のピアニスト、アンドレイ・レスニックの
アーティスト魂は素晴らしい、恐れを知らない、限界を知らない。
この日にこのアンドレイがいたずら心で弾きはじめた曲は、素晴らしい作品と
なっていた。
音楽家アンドレイ・レスニックは、第3回“シクロ・クルトゥラール”
にて“モスクワーグラナダーアンダルシア”という作品を紹介しました。
この作品はロシアの新人の音楽家に焦点をあてる、ということで、今回は
Alexandr Sokolovが紹介されました。また、両国の音楽学校の発展のための
活動もしています。
アンドレイ・レスニック。ロシア出身の偉大なピアニスト、そして、作曲家。
しかし、それに加えて、音楽の教育者としても非常に高い評価を与えたい。
ここ、トレモリーノスで彼が音楽を教えてくれることは、将来トレモリーノスの大切な財産になるだろう。引続きアンドレイを偉大なる音楽のリーダー的
存在として支持していきたい。
トラディション・ピアノの代表者といえば、ロシア出身の
アンドレイ・レスニックの名を挙げる。確実なテクニックをベースに、
彼の確固たる個性を加えた、その演奏の大きさは、注目に値する。
アンドレイの弾き方は、一見、控えめであり、簡素である。
しかし、その中には確実な強さを聞き取ることができる。
ショパンのopus 25の演奏は大変興味深かった。
良いピアニストならきっと誰でも上手く弾くだろうと思われる曲だったが、
アンドレイの演奏はまた一味違っていた。
綺麗な、簡素な音の中に、きらめく叙情詩を聞くことができた。
ピアニストであり、作曲家のアンドレイ・レスニックは、
マヌエル・ファージャ音楽堂にてコンサートを行った。
この日はベートーベンの作品が中心で、“ソナタの8番”や“Patética”
等を演奏した。ベートーベンの曲の特徴を正確に捉えながら、
力強く、そして、時には叙情詩的な素晴らしい演奏だった。
アンドレイはその両面を表現するテクニックを持っている。
“ソナタ14番”では私達をファンタジーの世界に誘い込んだ。
アダージオの部分はメロディクな繊細なテクニックで聞かせ、その後、
荒れ狂ったような強い演奏の名演奏を聞かせてくれた。
非常に難しい作品を、素晴らしいプロフェッショナルの演奏で楽しませてくれた。
アンドレイ・レスニックのコンサートはベートーベンのピアノとオーケストラのためのOp. 15で始まった。そして、続いてアンドレイのオリジナル曲で
コンサートは進んだ。
アンドレイの持つ高度なテクニックと、素晴らしい曲の表現方法は、
彼のピアニストとしての素晴らしい才能を知らしめるための大切な場でもあり、
会場も惜しみなくアンドレイの演奏に大きな拍手を送った。